2019/07/27

番外編 桶川剣友会団旗新調物語(令和元年7月下旬)

桶川剣友会団旗新調物語

我が剣友会は毎週のように関東各地へ試合や錬成会へ出かけます。
その際に剣友会の顔である『大団旗』を会場へ掲げます。


こんな風に主催錬成会ではセンターに掲げられ我々を見守ってくれてます。

ですが、昨年あたりから痛みが目立ち、👇このように長年にわたる勤務で生地が薄くなり、破れも発生。


先生、保護者の方々との相談の末、思いきって「新調しましょう」と相成りました。

しかし、団旗が作られたのは今から20年以上も前、何処でどのように製作したのか誰もわかりません。
唯一判ったことは、『錬心体』の文字が初代会長の直筆を印刷したものだということ。
手探りでの新調作業が始まりました。

まずは先生方とお話し、現団旗と大きさ、色、素材等は同等にすると方針を決めました。
見積書を徴取し、製作会社を選定するところからスタート。
お値段、担当して頂く方のお人柄、諸々考慮し製作会社さんを決めました。


川越の『井上染工場』さんです💮。


打ち合わせ風景。
ここに至るまで半年。

生地、染め方、色で仕上がりが変わる(もちろんお値段も)等々、この半年で勉強させてもらいました。
そして同時に、試合会場での旗を見る目も変わりました。
これから数十年桶川剣友会の顔となる団旗ですから、想いのこもった良いものを作りたい気持ちをお伝えし製作をお願いさせて頂きました。

一方、見積もり頂いてから製作作業と並行して資金集め。
剣友会費からだけでは負担が大きいので、有志を募りましたが、なかなか道は厳しい😣。
うーん。

某先生からアドバイス。
飲み会で募金をお願いすると集まるよ😅
早速、剣友会懇親会にて先生方にお願いさせていただきました。


おぉー。お酒の力は偉大だ。
先生方ありがとうございます🙇
メドが立ちました。

そして7月完成。
新大団旗デビューは・・。


剣道の聖地、日本武道館。
おぉ😲目立ってます(^^)。


翌日、会員の皆様へのお披露目。
右が新、左が旧団旗。
初代会長直筆の『錬心体』の文字は、1割ほど大きくしてもらいました。
生地は十番天竺。
色は年月と共に少しずつ薄くなるので濃いめです。

一緒に小団旗も製作いたしました。
こちらは生地がポリエステル。
普段の稽古で道場に掲げられます。

先生、会員の皆さま、製作していただいた井上染工場さま、まことにありがとうございました。
おかげさまで良いものができ、また製作を通して良い経験をさせていただきました。
これからこの団旗の元、修練に励んでいきます。

さぁ!今日も頑張って稽古だ(^^)

by 🎄彡.o & akr